纏花装花 Tencasouca Image 14.

2018/02/21

纏花装花

Image 14.

 

Kyo-no-jyusanmairi(京の十三詣り)

photo(C)川西善樹 YOSHIKI KAWANISHI 以下全て無断転載禁

 

京都では七五三のお祝いを経て嵐山、虚空蔵法輪寺へ十三詣りに詣でるのが一般的です。

数えの13歳、小学校から中学校に上がる春にお参りして智慧を授けてもらいます。

 

はじめて、大人の寸法で仕立てた(本断ち)の晴れ着に袖を通す女の子。大人への入り口です。

 


帯の結びに合わせてハランを結んだ帯ブーケ。七五三の子供らしい着物からお姉さんらしく、中振袖に帯を締めて貰うと、自然に姿勢も伸びて顔つきも大人っぽくなります。

 


帯ブーケは帯結びの形とコーディネートします。今回は片流しで結ばれた帯にガーランドのお花を合わせました。

 


ガーランドするお花は水の保水にそれほどセンシティブでないものを選ぶと1日その姿を変えずに飾れます。花弁が擦れて色が出ない素材を選ぶことも重要です。着物に色染みが出来ては大変です。

 


帯にあわせてヘッドドレスは舞妓さんの結い髪をイメージして、後ろにボリュームを持たせたデザインに。

 


なにぶんにもまだ13歳なので、物理的に軽い素材で仕上げます。アジサイ水無月の美しい色の変化は、和の装いにはんなりとした色映りとなります。

 


和の装いの纏花装花で参拝したあとですが、智慧をつけてもらい、法輪寺を後にする帰路振り返ると智慧を返さなくてはならないという伝承があり、長い石段を降りきった鳥居をくぐるまで、または渡月橋を渡りきるまで真っ直ぐ前を見て振り返らず歩く事という習俗があるので、皆さま呼び止めませぬようお願い致します。

 

 

 

 

 

Flowers

アジサイ水無月、シンビジューム、ハラン、ユーカリ、紫式部、ネリネ

 

Flower Design   竹内美稀MIKI TAKEUCHI http://jfp-noircafe.com

Photo           川西善樹YOSHIKI KAWANISHI

Hair&Make.     小林洋子 YOKO KOBAYASHI

協力         Chisa

             一般社団法人Botanical Fashion協会  http://botanicalfashion.jp/

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