たとえば、ウィークエンドのテーブルに、花が一輪あるだけで、会話がはずんだり、笑顔が増えたり、心がホッとしたり・・・
季節の花々が、いつか家族の大切な思い出になるかもしれません。
ウィークエンドに家に飾る花を選ぶ、それはなんだか、心浮き立つ “日常の素敵”。
「WEEKEND FLOWER」で ”ていねいな暮らし“がはじまります。
11月のコンテンツ
ゆっくりお茶を楽しみたい週末のひととき
深まる秋の彩りと冬の予感をリビングに
※先月の記事はこちらをご覧下さい→10月のWEEKEND FLOWER
キク(マム)
マムとは「菊」の英名「Chrysanthemum」の略で、”黄金の花”という意味。愛らしいポンポン咲き、ダリアのようにゴージャスなデコラ咲き、粋な古典菊もリバイバルして、晩秋は多彩なマムが楽しめる季節。たくさんの花をつけるスプレータイプ、一輪咲きのディスバッドタイプが豊富に出回ります。そして11月6日は「いいマムの日」!
花散りしていない、葉もフレッシュなものを選びましょう。
水道水でも十分日持ちしますが、切り花栄養剤を使うと色鮮やかに大きく咲きます。下葉が水に浸からないよう取り除き、水替えをこまめにするなど手入れがよければ、1 ヶ月間以上楽しめます。
ユーカリ
ユーカリの精油には抗菌、抗炎症作用があり、スッとした香りは風邪の季節に有効。観賞用の美しいシルバーリーフ、実付きのタイプも大人気です。オーストラリア、イタリアなどから周年輸入され、10~12 月は国内産の最盛期でマルバユーカリを中心に流通します。近年のスワッグ、ドライフラワーブームにより、生産量も年々増加中。
葉先までしっかり水が揚がり、傷がないものを選びましょう。
葉に元気がなくなった場合は、葉全体をビニール袋などで覆い、茎を切り戻した後、ぬるま湯にしばらく浸けておくと良いです。
バラ
晩秋の国産バラは、ボリューム、花色、香り共に素晴らしく、11 月22 日「いい夫婦の日」の花贈りでも大人気です。育種家たちによる素敵なネーミングのバラも多いので、記念日にはこだわってチョイスしても。鮮度の良いバラは棘が鋭く、花弁に張りがあり、葉を触ると冷たく感じます。旬のバラに触れて感じてみてください。
寒くなるこの季節、太陽光を十分に浴びた、花色、葉色の良いものを選びましょう。
バラは開花や香りを出すためにエネルギーを使うので、できればバラ専用の切り花栄養剤がおすすめです。
カスミソウ
英名の「ベイビーズブレス」は“赤ちゃんの吐息”とも“愛しい人の吐息”とも。昨今の品種改良で日持ち性が向上、独特のニオイもやわらぎました。甘くふわっとした花姿はブライダルシーンでリバイバル人気。染めカスミソウの花色も増え、ドライフラワー花材としても活躍。グリーンの新品種がデビューし注目を浴びています。
花の白さに輝きのある鮮度の良いものを選び、黒く咲き終わった花は早めに摘み取りましょう。
タバコやお線香の煙が苦手なので、当たらない様に気をつけましょう。切り花栄養剤を使うとより長く楽しめます。
花持ちに関する情報提供協力/クリザール・ジャパン株式会社、パレス化学株式会社、Floralife
取材協力/薄木健友(フルーロン花佳)、宍戸 純(株式会社大田花き)、藤井 大(株式会社京橋花)
フラワーアレンジ・スタイリング、フラワーレシピ/小川典子(一般社団法人花の国日本協議会)、小林礼(la neige)
場所/水犀
お客様向け店頭ツールが、無料でダウンロードできます。
大きさは3種類。
コンパクトで場所を取らない四つ切りの配布ツールです。花束につけるギフトカードにもぴったり。
2等分に切って使える二つ切りタイプです。小さなノートサイズの配布ツールに使えます。
A4サイズの紙、もしくは縮尺して、B5などの用紙に印刷すればカット不要で使える便利なツールです。大きく印刷すればお店の壁に貼って、POP代わりにも活躍します。
フラワーレシピの使い方

写真はサンプルです。
花を長く楽しむ方法や、飾り方、花材の合わせ方など、アレンジの情報が1枚のシートにまとめられています。
ダウンロードも、使用も、完全無料です。
プリントアウトして配るもよし。POPにもよし。大きさは、1/4サイズと、1/2サイズと、1枚サイズの3パターン。お店で使いやすい大きさを選んでダウンロードしてみては?

紙に印刷してハガキサイズにカットすれば配布用ツールに。

大きいサイズを印刷してパネルに貼れば店頭ポップに。

硬めの紙に印刷すれば、花束につけるカードに。
1つのファイルに、今回紹介した4つのレシピが入っています。
「WEEKEND FLOWER」という“コトの提案”を言葉から新たな文化の創造へ
「WEEKEND FLOWER」は、“WEEKEND(ウィークエンド)”という言葉が持つ、ワクワク感、家族や自分へのご褒美感を大切にしながら、花と過ごす心豊かな週末のひとときが「きっかけ」となり、ご自宅に花を飾る習慣が日本にも根付いてほしい、四季のうつろいと共に暮らす文化を再び甦らせたい、と考えています。
季節の花を飾る“日常の素敵”=WEEKEND FLOWER
を花店から発信し、年間52週の商品や売り方の提案に変化を持たせてみませんか?
WEEKEND FLOWER公式HP
http://www.floweringjapan.com/weekendflower/