【連載】花の仕事で生きる 第1回 中須賀 千鶴(株式会社デフラックス)

2019/04/26

スペシャルインタビュー

広々としたカウンターで作業をする中須賀さん。たくさんの花に囲まれた空間で働けることも、この店で働く醍醐味だ。

「お客様のライフスタイルに寄り添う」

中須賀 千鶴さん(株式会社デフラックス)

オフィスや大学が立ち並ぶ麹町にある「ハナドウラク麹町本店」。昨年2月にリニューアルした店内には、オープンから夕方にかけて客足が途切れない。

賑わう店内でテキパキと働くのが、マネージャーの中須賀千鶴さん。入社12年のベテランスタッフだ。

中須賀さんは33歳のときに、一念発起し故郷の山口県から上京。勤めていた地元の花店では物足りなくなり、花のキャリアアップを果たすためだった。

しかし、上京はしたものの33歳という年齢がネックになり、何社もの面接を受けるなか、新天地はすぐには決まらなかった。

ところが、ハナドウラクの面接では「明日から働いてほしい」と即決。そうして入社した世界は、かつての仕事とはセンスも花の種類や量も大きく違っていた。中須賀さんは「社長のクリエイティビティはもちろん、スタッフもお客様も感度が高く、毎日が刺激的でした」と話す。

5年前に大阪へ転勤し、ウェディングにも携わったが、その業務を通して、自身にはショップでの業務が一番向いているのでは、ということに気づいたそうだ。その魅力とはなんだろうか。

「仕入れる花は週に3回で200種類近く。この花を自由に使って、制作できる環境はフローリストとして最高です」。

以前の勤め先では自由に花を使えなかった。とはいえ、女性が一つの会社で10年以上勤務するというのは珍しい。

「気がついたらあっという間の12年間でした。自由に働かせてもらえる職場なので、楽しいしやりがいがあったからでしょう」

「小売りの魅力は、いろいろありますが、お客様の幸せな節目に立ち会えることは大きいです。いつもご家族で来店する常連のお客様のお子様が大きくなって、恋人を連れて立ち寄られるとか、ライフスタイルの変化や成長に寄り添えることが醍醐味ですね」

入社時の社員数は5名程度だったハナドウラクだが、今では30名近くの組織に成長した。「目標がある人はすごく伸びる会社です。チャンスがたくさんあります」と中須賀さんは瞳を輝かせる。

話を聞いた人

株式会社デフラックス hanadouraku [ハナドウラク] 麹町本店
マネージャー 中須賀 千鶴さん
マネージャーの中須賀千鶴さん。5年前には突然、大阪への転勤辞令で、ショップの立ち上げを経験。「1年半ぐらいの経験で、慣れない業務ではありましたが、いい挑戦をさせてもらえました」とポジティブ。
hanadouraku 麹町本店
東京都千代田区麹町6-4-6 TS麹町ビル1F
TEL:03-5275-3987・FAX:03-5275-2487
営業時間:10:00〜19:00、火曜日  〜18:00、土曜日  〜17:00
定休日:日曜日・祝日(8月は土・日曜日・祝日 休み)
https://www.hanadouraku.com

取材/櫻井純子、撮影/徳田 悟

フローリストオンラインにて、求人広告を掲載中 https://floristonline.jp/recruit

  • Facebookへシェア
  • Tweet
  • Instagram
PageTop